一人称が変わります

2022-12-12 26時の船乗り

あー、もう、水の中に沈んで、溶けてしまいたい〜終わりにしたい〜全部おわらないかなとか思ってしまう。しんどすぎるでしょ。

福祉の勉強し始めてから、自分の過去と向き合う機会が増えて、それと同時に大量の社会の苦しみまで耳に入るようになる。問題、問題、問題、人権、加害、解決策が簡単に見つかりっこないものばかりで、ずっと重荷背負ってる気分になる。他人の命を尊重するといいながら、同じ授業を受ける誰かは差別する

そういう場所で、簡単にすぐに声が消されてしまうかもしれないと言う気持ちと、本当のことを言ったらこっちもやられるという不安と、立ち直れないくらい毎日やってくる崩れかけの問題の波に耐えきれなくなっている。沈みそう。穴の空いた船で航海なんてできるわけがなかった

今更気づいてももう後戻りできないことに気づいて、沈みかけの船から必死で水をかき出している。それでも土砂降りの雨と荒れた海が船を沈めようとする。一呼吸おいてしまえば、すぐに水に足が浸かる。ずっと濡れた服を着て、風邪を引くことすら許されないままで。

誰も助け舟を出せない。なぜなら周りも同じような状態だから。船が沈みそうになっている。大きくて強い船に乗った、安全な船乗りたちは、俺の乗る船が見えない。その大きな船が通ると、立った波でまた船が揺れる。大きくて安全な船の船乗りたちは朝日を美しいと眺められる余裕がある。

ふとした瞬間にいっそ沈みたいと思う。今もそうだし、多分ここからまたそう思いながら生きていくと思う。どうせこの船に乗り続けなくちゃいけないから。いいな、大きな船に乗る君は。いいな、安全な航海を楽しめる君は。そうやって思ってしまう自分すら馬鹿馬鹿しいし、なんでこんなに、こんなに惨めな

気持ちで生きていかなくちゃいけないだとも思う。そんなに大きなものを求めていたんだろうか。ただ、安心して大学に通いたくて、不安に思わずに朝を迎えて、苦しみが和らぐ日があって欲しくて、そんな日が日々であって欲しかった。学ぶことに真剣でいたかったし、同じような気持ちの人間と一緒に学んで

いたかった。そういう人たちが行く場所が大学だと信じていた自分がそんなにも悪いんだろうかと逃げたくなる。福祉を学ぶ学部で、当たり前みたいに差別を受けたりすると思っていなかった。自分がしないように気を付けて生きていることが、他人にとってそんなにもどうでもいいことだったのかと、福祉を

学んでいく人間なのに。と思ってしまった。福祉なんてどうでもいいと、バカにはわからない話だ、とかそんなことを言われてしまったとき、本当に、どうやってここで生きていこうかと思った。本当に。死にたかった。なんでこんな気持ちにならなくちゃいけないんだろう。

結局こんなふうに考えてるのは多数派からすればノイズでしかないんだとか、そんなこと考えて、また沈む船で手を止めてしまう。

 

12/12 02:41Twitterより。