一人称が変わります

覚書🍉(あの子へ)

今の自分の感覚を理解されたいなんて思わない。ただ、なんでこういうことをし続けているのかということをもっとちゃんと考えろよ、と思う。正直、今回のことに関して無関心な人とこれ以上関係を持つのは厳しいなと思っている。だってもう、お互い幸せじゃな…

携えているのは何

2023.10.24- 昨日、パレスチナとイスラエルについての緊急セミナーを受けて、そして先週受けた大学の講義の内容、自分の周りにあるすべてのことについて、なんとなく誰かに話したくなった。 これを書いているのは、誰でもいいから、読んでほしいという気持ち…

光は手に入らない世界で

人が死ぬことに、慣れたわけではないのに、SNSに流れてくる自分より下の学生の極端な選択の数々が目に入る。星になったわけでもないのに、鳥になったわけでも、風になったわけでもないのに、私たちは自然の中に誰かを見出そうとする。冥福を祈るなんていう言…

光の名前を数えている

音楽、言葉、詩、リズム、振動、温度、色、知識、重み、光度。 機械じゃ伝わらない熱が巡っていくのがわかる時、やっと、「生きていて良かった」と思う。 君が私を捨てること、いつかなかったことにすること、私の名前を忘れること、私の声を忘れること、そ…

2022-12-12 26時の船乗り

あー、もう、水の中に沈んで、溶けてしまいたい〜終わりにしたい〜全部おわらないかなとか思ってしまう。しんどすぎるでしょ。 | 福祉の勉強し始めてから、自分の過去と向き合う機会が増えて、それと同時に大量の社会の苦しみまで耳に入るようになる。問題…

この世の果てなんか探したくない

本当はずっとここに留まっていたい、と常々思う。ずっと前から考えている。高校生の頃から。どうせ終わるんだとさっぱりと答えていたけれど、なによりも執着していた。変化にうまく適応できないことを誰よりもわかっていたから。 「ともだちいないんですよ〜…

秋の匂いがしない夜に

金木犀の匂いがしない。おかしいなと思っていたら、歩く道が変わっていただけだった。 高校生の頃、ギリギリまで眠り込んで、慌てて自転車に飛び乗っていた。秋の始まりの風くらいじゃ冬服はまだ暑くて、すぐに汗をかいていた。 遅刻ギリギリの電車に飛び乗…

いつか灰になる獣の僕たち

先日、京セラ美術館の兵馬俑展とポンペイ展に行った。 いや、実はその前に鴨川をどりにも行っていたのだけれど、鴨川をどりに関してはなにも言いたくない(ような気がして、なんとなく言わない)。決して嫌いになったとかではなく、むしろ千社札をスマホに挟み…

アルコール度数0.0000%

こういう文章を書く時、「私」という一人称を使うと性別は女、「僕」や「俺」だと性別は男だと判断されがちで、そういうのが好きじゃなかった。 そもそも性別も名前も好きじゃない。好きじゃない、と言うのはすごく楽な言葉だと思う。嫌いとは言わないのに、…